【埼玉】アメリカも驚いた手作りロケット「龍勢」

 
 
 

龍勢

宇宙ロケットの歴史を変えたかもしれない「龍勢」

埼玉県入間市の亀﨑です。10月12日(日)に秩父市吉田地区で行われた「龍勢(りゅうせい)まつり」に行ってきました。龍勢まつりは地域住民による手作りの「龍勢(農民ロケット)」を打ち上げることで有名なお祭りで、近年では秩父市を舞台にした人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」に登場し、全国的に有名になりました。

龍勢とは

10月の第二日曜日に椋神社例大祭に奉納する神事として、代々伝承されてきた農民による手作りロケットです。 NHKの取材班がアメリカ航空宇宙博物館の局員に龍勢の資料を見せたところ、非常な関心を寄せ、「もしも世界中の物理学者が吉田の龍勢を知っていたら、宇宙ロケットの歴史はもう10年早く始まっていただろう」と語ったそうです。 龍勢の起源は諸説ありますが、試行錯誤を繰り返しながら龍勢を発明した先人たちの行為は、まさに知的好奇心のなせる技であり、ロケット史において異彩を放っています。

(吉田龍勢保存会ホームページより http://www.ryusei.biz/

打ち上げ前の華麗な口上も見どころ

龍勢は奉納者の代表の方(この動画はなんと学生さん!)が櫓にあがり、打ち上げ前に口上を読み上げます。この口上にあわせてみんなで「よぉー!」と合いの手を打つのがとても気持ちが良いです。

口上では流派の名前、奉納者名、打ち上げられる龍勢の特徴を紹介しています。最後に「椋神社の大前にご奉納ー!」と読み上げた瞬間にあわせて龍勢が打ち上がります。

 

必ず打ち上がるわけではありません

奉納者の方々が1年を掛けて準備してきた龍勢も、ちょっとしたミスや天候の影響などで打ち上げに失敗してしまうことがあります。これは現代のロケット産業と同じです。

だからこそ、奉納者、関係者や一般見学者を含め、その場にいる全員が打ち上げの瞬間は固唾を呑んで成功を祈ります。打ち上げ成功の瞬間に奉納者の方々が抱き合って涙を流す姿には、見学者も思わずもらい泣きしてしまうこと間違いなしです。去年は強風の影響で結構打ち上げに失敗していました。

 

天に舞い上がる龍星を見に来てください

今年はアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の声優さんが参加するなどの影響もあり、正直言ってもの凄い混雑でした。

この動画は「あの花」の本間芽衣子(めんま)役を務めた声優の茅野愛衣さんの口上と「あの花龍勢」です。無事に打ち上げに成功しました!茅野さんはこの後泣いていました。それを見てこちらももらい泣きです。

空高く舞い上がる龍勢には凄いパワーがあります。息をのむというか何だか元気をもらえます。来年は少し落ち着くと思いますので、ぜひ秩父に遊びに来て下さい。

その際には「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を見て、色々と予習してからお越しください。秩父観光が倍楽しくなりますよ!

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