【編集部便り】「この土地は私たちの代で終わり」でいいのか

 
 
 

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真剣に地域の未来を考える

地域手帖編集部の亀﨑です。

みなさん、自分の地元や現在住んでいる家の周りを思い出してみてください。少子高齢化がちょっとずつ進んでませんか?

日本の総人口は2004年をピークに少しずつ減りはじめ、これから大きな下降線を辿っていきます。一部の大都市を除けば確実に減っていくはずです。

私は埼玉の西側に住んでいますが、いよいよ高校が1つ廃校となりました。お隣の町でも小学校がいくつか廃校になっています。そして、ちょっと足を伸ばせばいわゆる「限界集落」と定義されてしまった集落がチラホラ。いよいよ少子高齢化が本格的にスタート!といった感じです。

この様な状況の中で、最近ふと感じたことがあります。

なんだか、すでに諦めムードが漂ってませんか?

それは「この土地は私たちの代で終わりだ」的な雰囲気のことです。果たしてそれは本音なのでしょうか。

 

「ふるさとの看取り方」から考える、私たちの地元に対するスタンス

今年行われた長野県佐久市で行われた「TEDxSaku」、このイベントのとあるスピーチが話題となりました。それは「ふるさとの看取り方」というスピーチでした。

・TEDxSaku「ふるさとの看取り方」 by 田中佑典さん
http://www.tedxsaku.com/speakers/2014/03/post-7.html
この動画のスピーカーである田中佑典さんの「看取る」という行為は言葉の響きからすると寂しい感じがしますが、自身の故郷に対しどの様に接していきたいかというスタンスが明確であり、その意味では前向きな印象を受けます。

今、人口減少の大きな波が日本全体を襲いつつあるこのタイミングだからこそ、私たちは自分たちの地元を、今暮らすその地域をどうしていきたいのかを真剣に考え、話し合い、各々がスタンスを明確にする必要があるのではないでしょうか。

 

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島の未来を真剣に考える

人口減少が進む北海道の島で奮闘する地域おこし協力隊

地域手帖のちい記者さんに、人口減少の最先端で奮闘してる方がいます。それは北海道羽幌町焼尻島に住む奥野真人さんです。

「僕は焼尻島に移住して11ヶ月目を迎えましたが、今年だけでも23人減りました。11月現在、人口215人。なんとも形容しがたい危機感があります。」

<奥野さんのブログ> 島で生きる -20代後半、離島に移住しちゃいました。
「島歴1年目の僕とお年寄りが減っていく島の、ちょっと刺激的な話」
http://goo.gl/9fwbGc

奥野さんは羽幌町地域おこし協力隊の焼尻島担当として、この島で暮らす島民の1人として、島の未来の姿を日々真剣に考えています。奥野さんが見ている未来の島の姿は決して遠い未来のことではなく、5年、10年と差し迫った未来の姿です。

地域おこし協力隊という立場で各々のスタンスを明確にすることはとても難しく勇気が必要です。どこまで本音を書いていいのか悩むこともあると思いますが、この投稿で書かれているリアルな島の姿とそれに対する奥野さんの思いはとても貴重な意見だと思います。

さて、みなさんはどのようなスタンスで自分の地元、今住むその土地と接していきたいですか?

どうせならば、前向きに人口減少と向き合ってみませんか?

真剣に考えるならば今がチャンスです。

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