【長野】標高950mの牧場で花豆収穫体験

 
 
 

3

てっぷり太った鮮やかな紫花豆

長野県長野市の尾藤です。長野市はいよいよ本格的な冬が迫ってきています。今回は長い冬を迎える前に、花豆の収穫のお手伝いに行ってきた様子をお伝えします。

場所は長野県小諸市、標高950mに位置する「原田牧場」さんです。こちらでは酪農を中心に農作物も育てています。私のひとつの姿でもある長野市善光寺近くにある鯉焼き屋さん、「藤田九衛門商店」では、こちらの花豆を何日もかけて餡にして提供しています。店主の藤田さんから誘ってもらい、今回の収穫体験となりました。

 

2

「花豆ってそんなに美味しいと思ったことは無かった。」

農地には高さ2m強まで育った花豆のトンネルが何列もならんでいました。秋の頃に成長を止めるために根を切り離し、自然な状態で乾燥させた花豆。このほうが均一に乾燥し、きれいに仕上がるのだとか。

しかしこの日はあまりぱっとしない天気ということもあり、ハウス内に収穫しておいた花豆の莢(さや)剥きをすることになりました。4畳くらいに広がり、積み上げられた花豆を皆でパリパリとむいていきます。これでも収穫できていたのはごくわずかなようでした。

牧場3代目の原田さん。昔は花豆をそんなに美味しいものだとは思っていなかったそう。しかし、別の農家の方が調理した花豆が美味しく、大変驚いたそうです。そしてさらに藤田さんがつくる花豆餡に出会い、今年から農地を拡大し本格的に取り組みはじめました。

 

2

花豆から牛、牛から畑へ循環する栄養

花豆を取り出せば取り出すほど出てくる大きな莢。大きなものは30㎝くらいあります。

尾藤:「この莢はどうなるんですか?」
原田さん:「牛のエサになるんだよ。」
一同:「へぇ~っ!!」

原田牧場さんではその名の通り乳牛が飼育されています。

 

1

莢は牛のエサとなり、その糞尿が厩肥(きゅうひ:家畜の糞尿や藁などを腐らせた肥料)となり、そして再び農作物の栄養になっていくのです。当たり前のようで、今や当たり前ではないところもある、至極自然な循環の上で育った野菜と牛たち。

休憩時間に原田さんが持ってきてくれたホットミルクは、すっきりした舌触りだけどコクがあり、ほっくり安心できる味わいでした。

・原田さんが連載している「長野県の美味しい食べ方」 by 原田さんちの親子2世代酪農農事録
http://www.iijan.or.jp/oishii/reports/nojiroku/oyako/
・藤田九衛門商店
https://fujitakuemon.wordpress.com/

この記事が気に入ったら
いいねで応援!

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう!

 
 
 

関連情報