【埼玉】住んでこそ分かること

 
 
 

夕暮れの日高市

 

はじめまして、ちい記者の茂木です。

「住まないと分からない良さ」っていろいろな地域にたくさんありますよね。それは特別な景勝地や観光資源というのではなくて、暮らしの片隅にあるようなもの。でも、なんだか日常に溶け込みすぎていて、もはや通りすぎる風景になってしまっているような気がします。だから「住んでいる人も気づかない良さ」といえるかもしれません。

私も大学に入りたての頃は、地元・埼玉県日高市のことを「何もない町」だとずっと思ってきました。お店も、文化施設も、そこそこ。わざわざ遠くから人が来るような大自然があるわけでもなくて。「中途半端だなぁ…」とさえ感じてしまっていました。 でもそれって、実は地元と意識的に繋がりをもとうとしてこなかったからなのだと今では思います。

朝から都内に通って、夜に帰ってくる。休日となれば出かけるのは都心。それじゃあ地元への愛着なんて湧いてくるはずもなく。 だけどそんな考えをがらりと変えてくれた出会いが1年ほど前にありました。

 

地元の農援隊との出会い

地域の活動に参加して

大学の授業や個人的な繋がりから、なんとなく農業や地域おこしに興味があり、色々とインターネットで調べていた時期に、地元の農援隊「くるくるねっと」と出会いました。

「くるくるねっと」は地元の耕作放棄地を耕して、大豆や雑穀や菜の花を蒔き、みんなで収穫して製品にし、それを地域イベントなどで販売しています。また、他にも山の間伐を行っていたり、有機農業の教室を開いていたり、様々な取組みをされています。

私は好奇心にいてもたってもいられず、関係者の方にコンタクトをとってみると、すぐに快い返事が帰ってきました。「今日の活動は“森の果樹園”で行います。住所を書いておくのでぜひ遊びにいらしてください。」

「森の果樹園?」と疑問符を浮かべながらもマップの示す通りにペダルをこぎ、たどり着いた先には「私の知らない日高」がありました。木々に囲まれぽっかりとあいたその場所は、まるで童話にでてくる森の音楽隊が演奏会でもしていそうな、そんな気持ちいい空間でした。なんだか、とても遠い所にきてしまった錯覚を得ましたが、実際は自宅から自転車で15分ほどの所でした。 「こんなに近くにあったのに、なんで今まで気づかなかったんだろう・・・。」

足元の自然に目をやれば、メダカが住める清流、市街が見わたせる山、菜の花畑、曼珠沙華、桜、畑、そして野原の草花と自然豊かな環境がありました。 それは、決して簡単に手に入るものではありません。

私はその自然に包まれて自分が育ってきたということ、そして、その風景はだれかが大切に、自然と一緒に生きながら守ってきたことに気がつきました。 だから、今度は自分が足元の自然を見直して、本当の意味で「地に足つけていきたい」と思いました。

手を泥だらけにして、汗をかきながら畑に立って、植物が育っていくところを見て、畑で走り回るこどもたちを見守って、地域や自分たちのこれからの暮らしをしっかり考えている人たちに励まされ、「もっともっと地元を好きになっていきたい」と考えるようになりました。

この変化は、地元自体の変化でなくて一人の人間の心の中でおきたことです。地域に変わっていくことを求める前に、まず自分の見方を変えること。これなら、なんだか明日からでも何かできそうな気がしませんか ?

 

まずは地元に関わっていく

できることは沢山ある

私は「その土地の良さ」は「住んでこそわかる」ものであり、また「地元に関わっていく」ことで見つけられるのではないかと考えています。

ですので、今後は土地の良さを地域住民の方々へ伝えていくことにより、本当の意味で、地域のこれからを元気にしていくことができればと思っています。

私の当面の目標は、まず「1ヶ月3地元アクション」を実行していくことです。地元アクションとは、地元のカフェでお茶をする、直売所で地元の野菜を買ってみる、普段通らないルートを散歩してみるなど、「地元に関するアクションなら何でもやってみよう!」という試みです。​

みなさんはどう思いますか? 地元の好きなところはありますか?

特段思い入れがないという人こそ、何か地元で動いてみると、急に地元愛に目覚めたりするかもしれないですよね。何気ないことでも、地域と繋がっている感覚を持つだけで不思議と良い気分になれます。

そして、地元の良さを開拓していくことにも繋がります。また、各々のアクションをブログやfacebook、twitterなどで発信していくことにより、それが誰かの「ここいいなぁ~、住んでみたいな。」に繋がる可能性だってあります。

私は、これから少しずつではありますが、地域手帖でそんな地元での暮らしの何気ない一コマをみなさんにお届けしていきたと思っています。

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