【鹿児島】屋久島吉田集落の里めぐり

 
 
 

おもてなしの時間からスタート

里を巡る屋久島の新しい観光スタイル

鹿児島県屋久島町吉田の大西です。今回は吉田集落で行っている里観光の一つをお伝えします。観光の核になっているのが里めぐり(注)で、いわゆるガイド付きのまち歩きです。

そして、里めぐりは屋久島町内では現在吉田集落を含めて現在5集落(吉田、宮之浦、春牧、平内、中間)で行われています。

里めぐりの良さは、何より地元の人しか行かない路地や場所へ行き、地元の人しか知らないような話が聞けることです。それは縄文杉や登山で味わえるようなダイナミックな感動ではなく、人とふれ合う柔らかな感動と言えるでしょうか。

鉄釜で茶を煎る様子

まずは「いもんせん」でおもてなし

吉田の里めぐりは、いきなり歩き出すのではなく先ずは地元特製のお茶と唐芋(さつまいも)のでんぷんを使った「いもんせん」と呼ばれる素朴な伝統菓子でのおもてなしから始まります。実は出されるお茶は集落で栽培された茶葉を鉄釜で半日近く時間をかけて手もみされたものです。

味は柔らかく、また嫌な苦みがほとんどありません。吉田のお茶は一切市販されず自家用のためだけに作られていますのでこれを飲むだけでも価値があると思います。

ぜひ語り部さんに会いにきてください

吉田里めぐりの語り部さん

近間 十九二(ちかま とくじ)さん 写真中央
田中 秀志さん 写真右
田中 武弘さん 写真左
効率が悪いとの意見もいただくのですが一人のお客様であろうと10名のグループであろうとこの3名が一緒に回ります。(余談ですがこの方たちは私の吉田移住にも深く関わっていただいています。)

私としては語り部一人一人で回れるようになってもらいたいのですが、なかなか言い出せないままになっています。さて茶菓子で一服した後、出発です。

天気が良いと気持ちいいです

さぁ、吉田集落里巡りに出発です

細い道ですが参道です

細い道ですが参道です。

集落にある神社の鳥居をくぐる 写真では上手く撮れていませんが、この参道は山の方向に向かっての上り坂になっています。

海が奇麗に望めます

辿りついた先は東シナ海を望むことができる日高神社。

お社にお参り今度は下ります

はい、今度は下り。この坂を下っていくと・・・私の家ですが里めぐりコースに入っていません。汚くて中も見せられません。

今度は下ります

集落内に多く居座る大岩たち。

人家の前を通るのも楽しみの1つ

集落の氏神様にご挨拶

集落の氏神を祀る森山神社。お産の神様でもあります。

日高水産でのさばぶし工場見学

コース最後は、集落唯一と言ってもいい日高水産でのさばぶし工場見学とさばぶし試食。気に入ればここで直接さばぶしを買うこともできます。

吉田集落の全景

吉田は山の斜面に作られており平地が少なく、しかもそこら中に大岩が座しています。本来、集落には適さない場所とも思えるようなところです。また吉田は平家の落人が屋久島に最初に辿りついた場所とも言われています。

ここに人が住む理由を想像してみませんか?

私は里めぐりに参加される方に「何故、こんな不便な場所に落人たちは集落を築こうとしたのかを想像しながら是非廻ってください」と伝えています。参加者自身が平家となって想像を膨らませて廻ると聞く話、見る景色も変わってくると私は思っています。

屋久島に来る機会があれば、是非半日空けて吉田でのんびり観光を体験してみませんか。

・屋久島町吉田「いなかを感じる旅」
https://coubic.com/yoshida

(注)里めぐりは屋久島里めぐり推進協議会が主催するプログラムです

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